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【大阪府警より】 技術流出の防止にむけて

 我が国には、規模の大小を問わず、様々な産業分野において、先端技術に関する情報を保有する企業が多数存在しており、これらの企業が保有する技術情報等の中には軍事用途に転用可能なものもあります。
 こうした技術情報等が国外に流出した場合、企業の国際競争力が低下するだけでなく、我が国の安全保障上重大な影響が生じかねません。
 警察では、広く先端技術に関する情報の流出に対応すべく、産業スパイ事案やサイバー事案の実態解明・取締りについても強化しています。
 しかし、様々な経済活動を通じた技術情報等の国外流出を未然に防止するためには、技術情報等を取り扱う企業等による自主的な対策が不可欠です。
警察では、産業スパイ事案やサイバー事案の技術情報等の獲得に向けた外国からの働き掛けの実態を捜査等を通じて把握した上で、技術情報等を取り扱う企業や研究機関に対してその手口や有効な対策についての情報提供を行う「アウトリーチ活動」の強化を通じ、企業等による対策の実施を支援しています。
                        大阪府警察本部 外事課 経済安全保障担当

警察庁Web 技術流出の防止に向けて
https://www.npa.go.jp/bureau/security/economic-security/index.html

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